まるでお互いのプロフィールすら知らないままお見合いするようなもの

  そんなのうまくいくわけないじゃん!

            ・・・・・・・・(昨今の異分野連携についての問題意識)

 

 

アンケート企画について

企画意義

 

アンケートの意義 動画90秒

 

 京都大学では、学内における分野融合を促進させることをミッションとした学際融合教育研究推進センターが設置されています。学際融合教育研究推進センターでは、教育・研究における分野横断・分野融合を促進することによる、教職員の相互理解進展、視野拡大、視点増加といった基盤的な質の向上を目指し、分野横断の教育・研究ユニットの創設や学内教職員が集う場作り、共同研究相手探索サービス等、これまで様々な活動を行なってきました。

 

 この度、我々、学際融合教育研究推進センターでは、分野融合促進のための相互理解を目的としたよりよいサービスを提供するために、学際的領域および新領域の開拓を含む研究活動状況を全学的に調査すべく、みなさまに本アンケートのご回答をお願いする次第です。なお、本調査はH24年度総長裁量経費事業「教育・研究における学際融合促進のための学術分野特性調査」採択に基づくものです。

概 要

●研究者個人の業績ではなく回答者が属する”学術分野”について問うもの

 分野横断的な取り組みをより効果的なものにするためには、分野融合が必要と感じて取り組みを計画・実施する研究者(または組織)が、各研究分野の “研究文化” といった事にまでふみこんで把握し、その上で取り組みを計画・実施したほうが有効であることはいうまでもありません。

 したがって、本アンケートの趣旨は、みなさま研究者個々人の業績を把握することではなく、みなさまが属する学術研究分野について、その”研究スタイル”や”研究文化”を理解することにあります(したがって、アンケートは無記名です)。

 

●『論文の”共著者の数”って、分野間でこんなに違うものなんだ~』 調査結果は学内配布

 調査結果は下図のような表形式にしてまとめる予定です。この表をご覧いただくことで、例えば、『論文の著者数って、分野間でこんなに違うものなんだ~』といった気づきがあったり、『学会講演概要の“業績としての評価”って、分野間でこんなに違うものなのか・・・!』といった情報は、審査や人事などにおいて異分野の研究を評価しなければならない時などに少し参考になるかもしれません。また、ご自身の研究とまったく関係がないと思っていた分野が、実はご自身の分野と研究スタイルが近いことが判明し、今後、異分野融合プロジェクトを創設する際の予備情報として使えるかもしれません。

 

 

 

●回答時間はおよそ6分

 質問は2~3問づつページに分かれており全8ページです。個人名は必要ありません。直感でお答えいただければと思います。なお、アンケート集計結果に興味がある方はアンケートの最後にメール登録する箇所がございますので、そこにご入力いただければ正式なアンケート結果の分析の前に、集計結果だけでも案内させていただきます。なお、アンケートは教員対象とし、特任や特定等、有期雇用を含みます。

 

 

「学内一斉アンケート」質問項目

基本情報について

1.年代

2.性別

3.専門分野(※選択が難しい場合には現在の所属組織に近いものをお選びください)

 ・総合人間学系 ・人文学系 ・教育科学系 ・法学系 ・経済経営学系 ・理学系 ・医学系 

 ・人間健康科学系 ・薬科学系 ・薬学系 ・地球工学系 ・建築学系 ・物理工学系 ・電気電子工学系 

 ・情報学系 ・工業化学系 ・資源生物科学系 ・応用生命科学系 ・地域環境工学系 ・食料・環境経済学系 

 ・森林科学系 ・食品生物科学系

4.職種(職位 *それぞれ特任および特定を含む)

 

エフォート・研究環境について

1. 最近の1年(昨年10月から今年9月まで)を平均して、貴方のエフォートを記載してください。

  昨年、教員でなかった方は、本年度のエフォートをお答えください。

 ・研究__% ・教育__% ・シンポジウム企画運営、大学業務__% ・実務(診療、面談)__% ・その他__%

 

2. あなたが研究で最も多くの時間を過ごす場所はどこですか?(選択式)

 ・フィールドワーク ・実験室 ・大学居室 ・談話室など、他の研究者との交流の場

 ・自宅、書斎など ・散歩・移動中、喫茶店など、場所には縛られない ・その他

 

3. 貴方の研究室・ゼミの各構成員の人数は何人ですか?

  なお、人数については、ご自身もカウントし、居ない場合は「0人」となるように入力してください。

  複数所属している場合は、一番長く過ごしている研究室・ゼミについてお答えください。

 ・学部生__人 ・院生(修士課程・博士前期課程)__人 ・院生(博士後期課程)__人 

 ・教員__人 ・研究員__人 ・研究技術員__人 ・事務スタッフ__人

 

研究資金、企業連携、参加学会について

1. 貴方は、今年度、学内外の競争的資金プロジェクトをいくつ実施、または参加(分担研究者、協力研究者等として)していますか?

 

2. 貴方は、これまでに企業との共同研究をしたことがありますか?(なお、京大に所属される以前も含みます)(選択式)

 ・ある ・ない

 

3. 貴方は、これまでに行政との共同研究をしたことがありますか?(なお、京大に所属される以前も含みます)(選択式)

 ・ある ・ない

 

4. 貴方は、国内および海外の学会にそれぞれいくつ参加していますか?

 ・国内学会 ・海外学会

 

業績および論文について

1. 貴方の領域で、下記のうち、特に重視されない業績は何ですか?(選択式・複数回答可)

 ・国内会議ポスター発表 ・国内会議口頭発表 ・国際会議ポスター発表 ・国際会議口頭発表

 

2. 貴方の領域では、業績として論文と著書のどちらを高く評価しますか?(選択式)

 ・同等 ・論文 ・著書

 

3. 貴方の領域では、論文の平均的な著者数は何名ですか?

 

4. 貴方の領域では、年間何本の論文執筆が標準的ですか?

  なお、貴方の職(教授、准教授等)における標準的な本数についてお答えください。

  (※複数年で1本の場合、”その他”の欄に年数をお書きください)

 ・ファーストオーサーとしての論文数 ・共著者としての論文数

 

教育および研究指導について

1. 貴方は、担当している講義・実習で登壇する回数は年間で何コマありますか?

  1コマ=90分間として考えてください。

  (※講義・実習を担当していない場合は、「0コマ」と回答してください)

 

2. 貴方が担当し、複数の研究科(学部)にも開放されている授業について、他研究科(学部)の受講生の割合(%)を教えてください。

  なお、該当授業が複数ある場合は、最も他研究科(学部)の受講生が参加していると思われる授業についてお答えください。

 ・文学研究科 ・教育学研究科 ・ 法学研究科 ・経済学研究科 ・理学研究科 ・医学研究科 

 ・薬学研究科 ・工学研究科 ・農学研究科 ・人間・環境学研究科  ・生命科学研究科 ・地球環境学舎   

 ・公共政策連携研究部・教育部 ・経営管理研究部 ・経営管理教育部 ・法科大学院 ・医学研究科社会健康医学系専攻  

 ・アジア・アフリカ地域研究研究科 ・情報学研究科

 

3. 貴方は、学生の研究指導をしていますか?(選択式)

 ・指導している ・指導していない

 

4. 貴方は、他研究科(学部)の学生の学位審査で副査をすることはありますか? (選択式)

 ・ある ・ない

 

京都大学学内における他研究科との連携について

1. 貴方は、学内の他領域の方と、どのような方法で知り合うことが多いですか?(選択式)

 ・学内の会議 ・学外の研究会や会議 ・インターネット ・懇親会 ・紹介 ・その他 ・知り合いがいない

 

2. 貴方が、学内でとくに関わりのある他領域の方はどこですか?最大3つ選んでください。(選択式)

 ・総合人間学系 ・人文学系 ・教育科学系 ・法学系 ・経済経営学系 ・理学系 ・医学系 

 ・人間健康科学系 ・薬科学系 ・薬学系 ・地球工学系 ・建築学系 ・物理工学系 ・電気電子工学系 

 ・情報学系 ・工業化学系 ・資源生物科学系 ・応用生命科学系 ・地域環境工学系 ・食料・環境経済学系 

 ・森林科学系 ・食品生物科学系 ・その他 ・他領域との関わりはない 

 

3. 上記に関して、他領域の方とは、1か月で平均何回くらいのコンタクトをとりますか?

 

4. 貴方は、貴方の所属する領域をこえて参加者を募る研究会を、今年度いくつ実施(主催)していますか?

  (実施について、単発・連続は問いません)

 

5. あなたが主催する研究会に参加している方の領域は何ですか?(選択式)

 ・総合人間学系 ・人文学系 ・教育科学系 ・法学系 ・経済経営学系 ・理学系 ・医学系 

 ・人間健康科学系 ・薬科学系 ・薬学系 ・地球工学系 ・建築学系 ・物理工学系 ・電気電子工学系 

 ・情報学系 ・工業化学系 ・資源生物科学系 ・応用生命科学系 ・地域環境工学系 ・食料・環境経済学系 

 ・森林科学系 ・食品生物科学系 ・その他

 

6. 現在、貴方は、他部局の方が主催する研究会にいくつ参加していますか?

 

7. その研究会を主催している方および参加している方々の領域は何ですか?(選択式)

 ・総合人間学系 ・人文学系 ・教育科学系 ・法学系 ・経済経営学系 ・理学系 ・医学系 

 ・人間健康科学系 ・薬科学系 ・薬学系 ・地球工学系 ・建築学系 ・物理工学系 ・電気電子工学系 

 ・情報学系 ・工業化学系 ・資源生物科学系 ・応用生命科学系 ・地域環境工学系 ・食料・環境経済学系 

 ・森林科学系 ・食品生物科学系 ・その他

 

所属している研究室・ゼミの文化を知る設問

*1.から12.までの質問について、「Yes」か「No」でお答えください。

 

1. 基本的に、研究は2人以上のチーム(指導教員は除く)で行う

 

2. 研究においては、どちらかというと文献研究よりも実践(実験や調査)に重きをおく

 

3. 研究について、あなたの研究室では、結果よりもどちらかというとプロセスや方法が評価の対象となる

 

4. 研究テーマ設定において、学生の意見はわりと考慮される

 

5. 学生が指導教員に対してしっかりと意見、または反論できる雰囲気がある

 

6. 研究室(ゼミ)において、学生の発言が盛んである

 

7. 研究室(ゼミ)では、新しいものを積極的に取り入れ、自己主張することが求められる

 

8. 学内外問わず他の研究室(ゼミ)との共同研究が盛んに行われている

 

9. 研究方法や論文執筆について、指導教員が具体的かつ実践的に指導する

 

10. 基本的に、同じ研究室(ゼミ)に所属しているメンバーは、互いの研究内容や進捗状況についてよく知っており、

  研究室(ゼミ)に一体感がある

 

11. ゼミ(研究指導)の時間外や研究室以外で、頻繁に所属メンバーとの交流がある

 

12. 同じ研究室(ゼミ)に所属していたOB・OGと頻繁に交流がある

 

13. 貴方の所属する学術分野の研究スタイルや研究文化について、他分野と比較してこれは特徴的だろうと思うものが

  あれば教えてください。(自由記述)

 

学際融合に関してのご意見・ご要望

1. 本学において、他分野との交流が少ないと感じますか?

 ・少ないと感じる ・わからない ・交流は十分行われていると感じる

 

2. 学際融合教育研究推進センターでは、毎月定期的に学内の様々な研究者が集う場を作っていきます。

  都合がつけば参加したいと思いますか?

 ・是非参加したい ・内容によって参加したい ・参加したいと思わない

 

3. あなた自身がシンポジウムや研究会を主催する時、”学内”での周知、広報に苦労していますか?

 ・苦労している ・苦労していない ・シンポジウムや研究会を主催することがない

 

4. 学際融合教育研究推進センターでは、学内で開催するシンポジウムやイベント等の

  様々な企画を”学内教職員”向けに紹介するメールマガジンを実施する予定です(毎月二回配信)。

  メールマガジンが発行された場合、あなたは購読または投稿したいと思いますか?

 ・是非利用したい ・あまり利用したいと思わない

 

5. 学内における学際融合に関して、ご意見・ご要望・ご不満を自由にお書きください。(自由記述)

  (例えば、「集まる場が欲しい/必要ない」「もっと分野横断は進むべきだ/現状で良い」「例えば、〇〇してはどうか」など)

 

 

アンケート結果

学際融合教育研究推進センターでは平成24年度に分野融合促進のための相互理解を目的とした「学内一斉アンケート」を実施しました。

学内教員の20%にあたる614名の回答があり、その結果を分析したところ、興味深い結果が得られました。

 

アンケート結果の一部

 

 

 ● 「シンポジウムや大学運営など、職位があがるほど、研究や教育以外の業務の割合が増える」や、「社会・人文系は論文よりも著書の
  ほうを業績として重視する」といった普段定性的に語られていたことが明確に定量データとして得られている!

 

 ● 学内の他分野の教員と出会う場として約6割が「会議」と答えた。そのうち半分はなんと学外で開催される会議と答えている!

 

 ● 1ヶ月で他分野の研究者と関わりをもつ回数は1〜3回程度がほとんどであったが、全分野に共通して「自分以外のどの他分野の人
  とも関わりを持っていない」人が平均2割程度存在していた!

 

 ● 全分野で共通して、「国内学会におけるポスター発表」は業績として重視しないという傾向が明確にみられた!

 

 ● 文系と理系とで学系は異なるが、“研究文化”は類似している学術領域が判明した!
  例えば、「情報学系と経済経営学系」、「物理工学系と地球工学系と医学系」など。
  連携プロジェクトを実施するとき、これらの分野での相性は抜群だと考えられる。

 

 

 

アンケート結果をまとめた冊子は以下のフォームからお申込みください。
(アンケート回答者特典として配布した「大学研究室の歩き方講座」も申し込めます)
送料無料配布!(送付先は日本国内に限ります)