霊長類学・ワイルドライフサイエンスユニット

http://www.wildlife-science.org/

ユニット長:松沢哲郎(高等研究院・特別教授/霊長類研究所・兼任教授)

関連部局名

理学研究科、教育学研究科、アジア・アフリカ地域研究研究科、霊長類研究所、東南アジア研究所、こころの未来研究センター、野生動物 研究センター、高等研究院

ユニットの趣旨・概要

 大学院改革に関する京都大学らしいオンリーワンの貢献として、「霊長 類学・ワイルドライフサイエンス」を標榜する教育研究ユニットを確立した。絶滅の危機に瀕するサル類をはじめとする野生動物の研究を通じて、 地球社会の調和ある共存に資する人材を育成する。

 人間を含む動物群である霊長類について、先進国のなかで唯一サルの住む国として、日本の研究は世界をリードしてきた。フィールドワークとい う方法で、諸外国と連携し、世界各地で長期継続研究をおこなってきた。 その蓄積のうえに新たに「ワイルドライフサイエンス」という学問を確立 し、絶滅の危機に瀕する野生動物の研究を推進し、その成果を単にアカデ ミアにとどめず、グローバルに実践する人材を育成する。具体的には、国 連や国際NGOの職員等、博物館・動物園・水族館等のキュレーター(博士学 芸員)、長い歳月をかけて一国の発展に寄与するアウトリーチ活動を担う人材の育成である。

 

 

 

 

ユニット構成員リストと部門の構成

 

1、 比較認知科学部門 Department of Comparative Cognitive Science
 人間の心の進化的起源をヒト科4属の比較研究から理解する。
 友永雅己、林美里、明和政子、服部裕子、藤田和生、板倉昭二

 

2、 動物行動学部門 Department of Animal Behavior
 人間とそれ以外の動物の行動を観察およびその他の手法を組み合わせて理解する。
 幸島司郎、伊谷原一、杉浦秀樹、中村美知夫、Aマッキントッシュ

 

3、 社会生態学部門 Department of Socio-ecology
 人間とそれ以外の動物の社会と生態環境を理解する。
 山極寿一、中川尚史、古市剛史、Mハフマン、橋本千絵

 

4、 進化ゲノム科学部門 Department of Evolutionary Genomics
 人間とそれ以外の生物のゲノム的基盤を理解する。
 阿形清和、井上英治、平井啓久、今井啓雄、村山美穂、岸田拓士

 

5、 動物福祉学部門 Department of Animal Welfare
 野生動物の福祉研究をおこない博物館・動物園・水族館等との連携を深める人材を育成する。
 平田聡、森村成樹、齋藤亜矢、田中正之、山本真也

 

6、 保全生物学部門 Department of Conservation Biology
 野生動物の保全研究をおこない国際機関・国際NGO等との連携を深める人材を育成する。
 湯本貴和、松田一希、Fベルコビッチ、Dヒル、岡本宗裕、宮部貴子、岡安直比

 

7、 アウトリーチ部門 Department of Social Outreach
 人間の文化や人間以外の動物の研究を通じて日本と諸外国の架け橋となる人材を育成する。
 松林公蔵、清水展、吉川左紀子、山越言、藤澤道子、坂本龍太、中村美穂、

 

8、 国際共同部門 Department of International Collaboration
 地球社会の調和ある共存に資する人材育成に必須な国際感覚と語学力を涵養する。
 足立幾磨、国際協力者(Jグドールほか、別掲)

 

9、 基礎教養部門 Department of Liberal Arts
 地球社会の調和ある共存に資する人材育成に必須な広い教養を提供する。
 松沢哲郎、江木直子、西田睦、毛利衛、星川茂一、堀江正彦、青木秀樹、杉山茂