● 京大らしさ研究ライトユニット

http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/henjin/

ライトユニット長:酒井 敏(人間・環境学研究科、教授)

連絡: sakai(あ)gaia.h.kyoto-u.ac.jp

 

京大の価値はノーベル賞だけではない。むしろ、それを生み出す多様な土壌にある。しかし、まだ何が生まれるかわからない「土壌」の価値を、京大はこれまで深く考察し発信してこなかったと我々は考える。そこで、このライトユニットでは、京大が培ってきた「土壌」の価値を探究することを目指す。(愛称:京大変人ライトユニット)

 

 

ユニットメンバーが感じるユニットのおもしろみ

 

 京大は変人が多いと言われるが、その多くは地味で、本人はいたって真面目である。最近では卒業式の仮装が有名になり、京大の変人というと、そのような表面的に変わっている人をイメージされがちであるが、そのような表面的な変人はその瞬間に笑っておしまいである。

 

 様々な学術成果とともに京大らしい気風を作っているのは、上記、京大の知的土壌こそであり、決して単発的なおもしろみだけで終わるものではない。この矛盾の狭間を思考し実践することが最大の魅力である。

 

ユニットの活動

 

 地味な変人の知的土壌(教養の一部と言うべきかもしれない)は、大学の知的基盤をなすだけでなく、社会全体にとっても、文化的な厚みをもたらすと同時に、様々な発想をもたらす原動力である。しかしながら、このような知識は、これまで研究者個人の著書などを除けば、大学の「成果」として社会にあまり積極的に発信してこなかった。特に大学に対して「すぐに役に立つ成果」が求められるようになった昨今では、このような知識はムダ知識として切り捨てられようとしている。このような状況は大学のみならず、一般企業でも同様で、そこに所属する人々の間にも強い閉塞感が漂っている。

 

 本来、このような知識の集積場所であったはずの大学内でも、急速にその土壌は失われつつあるように感じるが、まだ、一般企業に比べればかなり残存していると思われる。ただ、大学内でさえそのような知識の共有はほとんどなされておらず、研究者同士お互いに知らないことが多い。そこで、そのような知識を探究し、さらにそれを社会に積極的に発信することで、社会における大学の新たなありかたを模索したい。

 

 このように本ライトユニットは、「京大らしさ」と京大を掲げてはいるが、我々の足下をしっかり見るという意味で「京大」を打ち出しており、実際の議論や研究内容は京大にとどまらず、広く社会における大学のありかたについて議論するものである。

 

 

アピールポイントや野望

経団連、経済同友会のトップの考え方を変えさせたい。

 

構成員リスト(2019/07/30時点) 

順不同 

<メンバー>: ライトユニット設置と共に順次拡大していく計画

酒井 敏、人間・環境学研究科、教授、代表

越前屋俵太、京大変人講座ディレクター、企画

川村健太、京大オリジナル株式会社、企画マネージャー、プランニング

 

<こまでの変人講座の講演者は協力者として参画>

川上浩司、情報学研究科、特定教授、協力者

山内 裕、経営管理大学院、准教授、協力者

富田直秀、工学研究科、教授、協力者

市岡孝朗、人間・環境学研究科、教授、協力者

土佐尚子、総合生存学館、特定教授、協力者

神川龍馬、人間・環境学研究科、助教、協力者          

那須耕介、人間・環境学研究科、教授、協力者