デザイン学ユニット

http://www.design.kyoto-u.ac.jp

ユニット長:松井 啓之

関連部局名

情報学研究科、工学研究科、教育学研究科、経営管理大学院

ユニットの趣旨・概要

「国際社会は今、温暖化、災害、エネルギー、食糧、人口など複合的な問題の解決を求めています。そこで本プログラムでは、異なる分野の専門家との協働によって「社会のシステムやアーキテクチャ」をデザインできる博士人材を育成します。またそのために、情報学や工学の基礎研究を結集し、複雑化する問題を解決するための、新たなデザイン方法論を構築します。これによって、Cyber(情報学など)とPhysical(工学など)の専門家が、経営学、心理学、芸術系の専門家と協働し問題解決が行えるよう教育を行います。要するに専門家の共通言語としてデザイン学を教育し、社会を変革する専門家を育成します。こうした人材を、ジェネラリストを意味する「T字型人材(T-shaped people)」と対比させ、専門領域を超えて協働できる突出した専門家という意味を込めて「十字型人材(+-shaped people)」と呼び、本プログラムにより養成すべき人材像とします。

こうした人材を育てるために、5つの専門領域(情報学、機械工学、建築学、経営学、心理学)の協力によってデザイン学の学位プログラムを構成します。具体的には、各領域でデザインに関わる科目(デザイン学領域科目)を揃え、専門に根差した教育を行うと共に、領域横断的なデザイン理論とデザイン手法に関わる科目(デザイン学共通科目)によって、専門領域を超えた教育を行います。また、本プログラムの学生のみならず、社会人、理工学・人文社会科学系学生が参加する問題発見型学習(FBL: Field-Based Learning)や問題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を実施します。さらに博士後期課程では、副領域科目の履修や、海外インターンシップ(個人単位)、フィールドインターンシップ(グループ単位)を含むリーダシップ養成科目の履修を推奨し、俯瞰力と独創性を備えた人材を育成します。学生は社会の大きな課題に挑戦する産学(官公民)リーディングプロジェクトに参加し、複数アドバイザ制度の下で、高度な専門性と俯瞰力を要求する協働を通じて学位論文をまとめます。

また、産学連携、国際連携、大学間連携による教育の推進を目的として、本学の吉田、桂、宇治キャンパスと京都市立芸術大学のハブとなるデザインイノベーション拠点を設立し、リーディング大学院を可視化します。さらに、本拠点にオープンイノベーション機能を有するフューチャーセンターを設けることで、社会の課題や期待と大学の教育研究を接続します。また、本拠点を産学(官公民)により運営し、リーディングプロジェクトや、問題発見型学習(FBL)、問題解決型学習(PBL)を常時社会に開放します。このように、リーディングプログラムを対外的にオープンにした活動を「京都大学デザインスクール」と通称し、社会と共に教育研究を行う姿勢を広く世界に伝えます。

ユニットの活動状況等

活動イメージ図

活動の様子