[経済学×情報学×地域研究×医学]
社会科学統合研究教育ユニット
Data
ユニット長
西山 慶彦(経済研究所・教授)
WEBSITE(ユニットのサイトからお問い合わせください)
https://www.caps.kier.kyoto-u.ac.jp/ebhs/
関連部局名
経済研究所、医学研究科、文学研究科、法学研究科、東南アジア地域研究研究所、教育学研究科、経済学研究科、人文科学研究所、人間・環境学研究科、人と社会の未来研究院、情報学研究科
About
わが国における社会科学分野におけるデータは分散的に所蔵されており、欧米のみならずアジア諸国に大きく遅れをとっているのが現状です。本事業は、ユニットを設置することにより、現存するデータや現在構築されているデータを広く社会に提供し、学際的な社会科学を根付かせるため、分野横断的社会科学ネットワークWeb of Hopes を構築することを目的としています。 とくに近年のデータベースでは、同一家計を追跡調査する大規模パネルデータを構築し、個人や企業行動の諸変数を観察することにより、エビデンス・ベース制度設計・政策提言・評価のPDCAサイクルを実現します。その際に、経済学を中心に法学、政治学、アジア地域研究、社会学などの研究機関が結集し医学、情報学の協力を得て、真の豊かさを支える社会インフラの在り方を提示し、新しい経済理論、新しい社会科学分野の国際的確立を目指しています。
本ユニットは文部科学省の大型研究「ロードマップ2014年」に申請している「危機後を支える社会インフラと真の豊かさを実現するエビデンス・ベース・ポリシー研究と社会科学データ 網構築の連携拠点」に対応したものとしてスタートし、プログラム終了後も活動を続け、既存の社会科学におけるデータ整備を行い、大規模なパネルデータを蓄積している学外他機関の支援もまた視野におさめています。
Activity
ユニット関連部局の協力の下、エビデンス・ベース社会の構築に向けた人文社会科学の学際融合・最先端研究人材養成事業を推進しています。京都大学のリソースを活用し、文理融合型の教育研究拠点を形成するとともに、国際的な最先端高度人材を養成します。個人属性・行動特性・社会特性にまたがるパネルデータの構築等を通じて、現代の最重要政策課題の解決に向けた政策提言を行い、エビデンスベース・ポリシー研究を推進します。先端政策分析研究推進事業と連携し、研究会・セミナー等の開催を通じて研究を推進するとともに、研究成果をシンポジウム・書籍・専門誌等を通じて社会に発信します。医学研究科と協力したパネル・データの一層の拡充及び現有のデータに基づく研究を推進するとともに、ユニット関連部局に対する研究プロジェクトの公募、エビデンス・ベース・ポリシー・メイキング(EBPM)に関する研究会の開催等を通じ、エビデンス・ベース・ポリシー研究を充実します。
Member
氏名 | 所属 | 職名等 |
西山 慶彦 | 経済研究所 | ユニット長 教授 |
廣木 雅史 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 副ユニット長 特定教授 |
溝端 佐登史 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター /経済研究所 | センター長/ 特任教授 |
宇南山 卓 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター /経済研究所 | 副センター長/ 教授 |
符川 公平 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定准教授 |
谷 直起 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定准教授 |
山下 恭範 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定准教授 |
井上 裕介 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定准教授 |
戸川 秀俊 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定准教授 |
毛 柏林 | 経済研究所附属先端政策分析研究センター | 特定助教 |
松田 文彦 | 医学研究科ゲノム医学センター | 副ユニット長 センター長/ 教授 |
太郎丸 博 | 文学研究科 | 教授 |
川濱 昇 | 法学研究科 | 教授 |
稲谷 龍彦 | 法学研究科 | 教授 |
三重野 文晴 | 東南アジア地域研究研究所 | 所長/教授 |
宮野 公樹 | 学際融合教育研究推進センター | 准教授 |
服部 憲児 | 教育学研究科 | 准教授 |
開沼 太郎 | 教育学研究科 | 准教授 |
柳 貴英(調整中) | 経済学研究科 | 准教授 |
安岡 孝一 | 人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター | 教授 |
佐野 亘 | 人間・環境学研究科 | 教授 |
広井 良典 | 人と社会の未来研究院 | 教授 |
伊藤 孝行 | 情報学研究科 | 教授 |
メンバーについてはユニットWebサイトの運営体制のページでもご案内しています
https://www.caps.kier.kyoto-u.ac.jp/ebhs/operation/