UNIT LIST

所属の研究グループ

専門にとらわれない研究を支援するために、学際センターは申請されたユニットの設置審査、承認と支援を行なっています。ユニットは公式の学内組織として活動し、学際センターは伴走のスタンスでともに活動しています。

Unit

材料工学×計算科学

構造材料元素戦略研究拠点ユニット

Data

ユニット長
田中 功(工学研究科・教授)

WEBSITE(ユニットのサイトからお問い合わせください)
http://esism.kyoto-u.ac.jp

関連部局名
工学研究科、福井謙一記念研究センター

About

構造材料にとって、まず「強さ」と「ねばさ」を両立させることが、本質的に重要です。変形への抵抗である「強さ」(強度)は部材の小型化・軽量化を可能とし、破壊への抵抗である「ねばさ」(延性,靱性)は、部材の信頼性を向上させます。しかしながら、一般に「強さ」と「ねばさ」は、トレードオフの関係にあります。強いものは脆く、ねばいものは弱い.この固定概念を打破し、「強さ」と「ねばさ」を具備する「究極の特性」へのブレーク・スルーを、希少元素の添加によるのではなく、電子,原子のスケールからマイクロメートルに及ぶ組織制御によって達成すること。そのために構造材料のフロンティアを、電子論と最先端の計測技法という新しいツールを駆使して開拓すること。これらの課題に真摯に取り組むために、本ユニットは2012年6月から、文部科学省元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>の予算を受けて活動しております。

本拠点のミッションは、徹底的な基礎研究を通して、学問の深化や新しい概念の構築に貢献すること。その成果の産業応用への展開に貢献すること。そして、わが国の持続的発展のために、次世代を担う強力な若手人材を育成することの3点です。これらを達成するには、拠点メンバーの努力だけでなく、広く社会との意見交換、情報交換、そして国内外との人的交流が不可欠だと考えております。皆様のご理解とご支援、そして忌憚のないご意見を期待しております。

Member

氏名所属職名等
田中 功京都大学 工学研究科ユニット長
教授
辻 伸泰京都大学 工学研究科教授
乾 晴行京都大学 工学研究科教授
安田秀幸京都大学 工学研究科教授
北川 宏京都大学 理学研究科教授
馬渕 守京都大学 エネルギー科学研究科教授
岸田恭輔京都大学 工学研究科准教授
世古敦人京都大学 工学研究科准教授
黒川 修京都大学 工学研究科准教授
Gao Si京都大学 工学研究科講師
朴 明験京都大学 工学研究科助教
吉田周平京都大学 工学研究科助教
陳 正昊京都大学 工学研究科助教
尾方成信大阪大学 基礎工学研究科教授
田中將己九州大学 工学研究院教授
幾原雄一東京大学 工学系研究科教授
大村孝仁国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点副拠点長
グループリーダー
津崎兼彰国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点NIMS招聘研究員
染川英俊国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点グループリーダー
土谷浩一国立研究開発法人 物質・材料研究機構 若手国際研究センター センター長
下川智嗣金沢大学 理工研究域機械工学系教授
東田賢二九州大学 鉄鋼リサーチセンター特任教授
足立大樹兵庫県立大学 工学研究科教授
吉矢真人大阪大学 工学研究科教授
桑原彰秀一般財団法人 ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所主席研究員
ハルヨ ステファヌス国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 J-PARCセンター研究主幹
都留智仁国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター研究主幹
山口正剛国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 システム計算科学センター研究主幹
井上耕治東北大学 金属材料研究所准教授
佐々木泰祐国立研究開発法人 物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス
材料研究拠点
主幹研究員
東後篤史国立研究開発法人 物質・材料研究機構 総合型材料開発・情報基盤部門主幹研究員
柴田曉伸国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点グループリーダー

* 拠点教員、学内兼任教員、アドバイザリーボードメンバーにつきましては、ユニットウェブサイトのメンバーリストを御覧ください。