UNIT LIST

所属の研究グループ

専門にとらわれない研究を支援するために、学際センターは申請されたユニット/ライトユニットの承認、メンタリングを行なっています。ユニットは公式の学内組織として、ライトユニットはより柔軟な研究会的なチームとして活動し、学際センターは伴走のスタンスでともに活動しています。

Unit

大学公認の分野横断型プロジェクト

情報学×数学×理学

モビリティ基盤数理研究ユニット

Data

ユニット長
中村佳正(情報学研究科・教授)

WEBSITE(調整中)

About

平成28年度から実施されている第5期科学技術基本計画では、ICTの進化やネットワーク化といった時代の潮流を取り込んだ「超スマート社会」(Society 5.0)を未来社会の姿として共有し、新しい価値やサービスが次々と創出され、豊かさをもたらす仕組み作りを強化するとある。GAFA(Google-Apple-Facebook-Amazon)に代表されるプラットフォーマーがインターネット上に集中管理する大規模データをもとに新しいサービス(価値)を提供して急成長したが、我が国にもGAFAに匹敵するプラットフォーム企業が誕生すれば大きな国益になるとも言われている。しかし、情報の寡占や消費者の個人情報を不当に吸い上げる恐れも指摘されている。

一方で、長らく我が国の基幹産業である自動車産業は、現在CASE (Connected-Autonomous-Shared-Electric)と呼ばれる技術革新の大波にさらされている。インターネットを通じて大量のデータをやり取りしながら電気動力で自動走行する自動車は情報端末に他ならず、所有でなく共有の対象となる自動車はもはや社会インフラの一部となる。そこでは「ものつくり」の強みを生かし切れない状況が懸念されている。 我が国が競争優位性をもつ産業を、大学の学術、とりわけ基礎科学分野と技術開発両面で支え、真の「超スマート社会」の実現に資することはできないだろうか?

Activity

本研究ユニットでは、モビリティに関する新しい価値を創出する「モビリティ数理プラットフォーム」構築のための基盤数理の3要素
① ヒト・モノ・情報のフローに関する大量なデータの収集と解析能力に関するデータサイエンス、
② データや処理の分散性、安全性、高速性、信頼性、弾力性、低コストといった従来の中央集権型ではない特徴をもつテンソル・グラフネットワークの制御と最適化、
③ 社会的公正性、価格の均衡、個人の利己性の追求といった集団としての意志決定メカニズムに関するアルゴリズム
等を専門分野とする京都大学の複数の部局に所属する数学・数理科学、数理工学、情報学分野の研究者が部局の壁を越えて結集し、産業界(トヨタ自動車株式会社)との共同研究契約のもとで、3年余りにわたって共同研究活動を実施する。
他大学からの参加もある大きな規模の共同研究のため、共同研究契約は情報学研究科契約と数理解析研究所契約の2様となるが、毎年度8月の研究討議、3月の成果報告会、定期開催の文献レビューなどプロジェクト全体の研究活動は、本ユニットの活動として一体となって行われる。

Member

中村佳正情報学研究科・教授ユニット長/全体統括
湊 真一情報学研究科・教授副ユニット長/アドバイザー
山下信雄情報学研究科・教授アドバイザー
櫻間一徳 情報学研究科・准教授テーマリーダー
加嶋健司情報学研究科・准教授
星野健太情報学研究科・助教
辻本 諭情報学研究科・准教授テーマリーダー
加藤 毅理学研究科数学専攻・教授 
原田健自情報学研究科・助教テーマリーダー
川原 純情報学研究科・准教授テーマリーダー
本田直樹生命科学研究科・准教授
小島諒介医学研究科・特定助教
牧野和久数理解析研究所・教授副ユニット長/統括補佐・テーマリーダー
小林佑輔数理解析研究所・准教授 
河村彰星数理解析研究所・准教授
宮崎修一学術情報メディアセンター・准教授