《第128号 2018年3月9日発行》

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1―new―――――――――――――――――――――――――――
 みなさん「チームサイエンスの科学(Science of Team Science/SciTS)」という学術分野があるのをご存知ですか?

 

 「チームサイエンス」とは、チームベースで行われる研究活動のことです。「SciTS」とは、実証的根拠に基づきチームサイエンスに対する研究開発、人材育成、実施支援を行い、チームサイエンスの効果・効率の最大化、科学的・社会的インパクトの解明、アカデミアの構造変容を目指す学際的教育研究分野です。

2006年アメリカでSciTSの言葉がはじめて使われてから、SciTSは「科学の科学」の一分野として急速な発展を遂げました。その研究者は、科学の科学、コミュニケーション学、経営学、心理学、認知科学、公共衛生、患者中心研究、情報科学、図書館科学、コミュニティベースの参加型研究、学際研究、超学際研究、市民科学などの多様な背景を持っています。

 「ハテナソン」とは、課題の解決を言語化・可視化するアイディアソン、解決策を実現・実装するハッカソンの前段階に位置づけられ、課題の探索・発見や特定を主目的とするワークショップです。

 2018年3月27日(火)13:30~18:00の予定で、第3回「チームサイエンスの科学の日本での推進 × ハテナソン」が京都大学付属図書館のランニングコモンズ(http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/map/12008)で開催されます。アメリカでの取り組みが先行している「チームサイエンスの科学」とはどのような学術分野であるのかについて学び、その日本での推進・振興について質問を創るワークショップ(ハテナソン)とパネルディスカッションの形式で意見交換をおこないます。ご関心のある方は、質問を創り、一緒に考えてみせんか?

 

第1回SciTS×ハテナソンの開催報告はこちらをご参照さください:https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/11/60_824/_pdf/-char/ja

第2回SciTS×ハテナソンから得られた大事な質問リストはこちらをご参照ください。

https://researchmap.jp/mubfas5u2-2227140/#_2227140

 

日時:2018年3 月27日(火)13:30-18:00 ※前半のみまたは後半のみの参加も可能です※

 (前半 ワークショップ 13:30-17:20/後半 SciTSの日本推進の未来を語るアワー16:15-17:30)

 会場:京都大学付属図書館ランニングコモンズ(入館時に受付手続き要,別途連絡)

アクセス:http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/map/12008

お申込サイト:https://form.jst.go.jp/enquetes/SciTS_hatenathon_20180327

お申込締切日:2018年3月23日(金)

 
 
2―new―――――――――――――――――――――――――――
国際ミニシンポジウム Frontline in Developmental Biology (発生生物学研究の最前線)
 
スペインAngela Nieto教授(国際発生生物学会会長)の招待講演とともに、主に若手研究者による最新の研究成果が紹介される予定です。
メカノバイオロジー、細胞生物学、細胞間相互作用、神経生物学、幹細胞生物学、皮膚生物学、血管生物学など、次世代の発生生物学につながる広い視点からの活発な議論の場をお届けしたいと考えています。
 
・日時:2018年3月22日13時~18時、3月23日10時~13時
・場所:理学研究科2号館 第一講義室(120)
・参加費:無料
 
・対象:学内外研究者
・主催:京都大学SPIRITS、理学研究科MACS教育プログラム(共催)
 
・詳細:
http://develop.zool.kyoto-u.ac.jp/FL_in_DB.html
 
 
3―new―――――――――――――――――――――――――――
KURA HOUR拡大版:ウェブと研究者のつきあい方(2018年3月19日)
 
あなたの研究、ウェブでうまく伝わっていますか?
 ー研究をもっと広め、研究をもっと深められる可能性がウェブにはあります。
昨年度まで2回実施し、好評を博したKURA HOUR「ウェブと研究者のつきあい方」が
パワーアップして帰ってきました!
前回までの内容を踏まえて、ウェブの可能性を常に追求してきた2人が語ります。
SNSでガンガン発信しまくっている研究者、ウェブをおそるおそる使っている
アナログ派の研究者、そんな研究者を支援するスタッフの皆さまもぜひご参加ください。
 
 
◆◆ KURA HOUR拡大版:ウェブと研究者のつきあい方 ◆◆
 
日時 2018年 3月19日(月)13:00〜15:00(受付開始 12:30)
場所 附属図書館3Fライブラリーホール
 
内容
13:00〜13:05 Opening
13:05〜14:05 講演と質疑応答(30分ずつ)
 ・山本祐輔(静岡大学情報学部 講師) http://hontolab.org
 ・岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG) 代表取締役)
14:05〜14:15 (休憩)
14:15〜14:55 パネルディスカッション モデレーター:天野絵里子(学術研究支援室)
14:55〜15:00 Closing
 
参加申込み
http://bit.ly/KURAHOUR0319 よりお申し込みください。当日参加も可能です。(定員80名)
 
4――――――――――――――――――――――――――――
定例「異分野交流会」3月27日火

 

「この分野の研究者と話したい!」というオーダーも受け付けます!

あなたに変わって宮野が探して交流会に参加依頼してみますよ。

 

前回の様子→ https://www.facebook.com/naoki.miyano/videos/10212625242806481/

 

【日 時】 2017年3月27日(火) 18:30~20:30

【場 所】 京都大学吉田キャンパス 国際交流セミナーハウス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
       (地図上の15番建物です)

【参加費】 500円

【対 象】 研究者、院生・学生の方、企業の方、行政の方、どなたでも参加できます

【詳細・申込み】 ご参加は事前登録をお願いします。
http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/?p=2658

【主 催】 京都大学 学際融合教育研究推進センター

 

 
 5――――――――――――――――――――――――――――
 
第4回 人文・社会科学系研究推進フォーラム
「人文・社会科学系研究の未来像を描く-研究の発展につながる評価とは-」
人文・社会科学系の研究推進に関するフォーラムが、3月16日(金)京都大学にて開催されます。
苅谷剛彦氏(オックスフォード大学教授・近著「オックスフォードからの警鐘ーグローバル化時代の大学論」)などによる基調講演や、「研究の発展につながる評価とは -人文・社会科学系研究の未来形 -」と題したパネルディスカッションを実施。人社系研究にとっての研究評価の在り方や意義を問い直し、「評価をめぐる既出の議論を超えてゆくにはどうすればよいか」「そのために研究者自身は、また組織や支援者はなにをすべきか」などについて議論を交わします。人社系研究の豊かな未来に向けた、実りある議論の場とすることを目指しています。
・日時 2018年3月16日(金)11:00-18:00
・場所 京都大学国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール
・参加費 フォーラム参加 無料 情報交換会参加 2,000円
・対象 研究者、URA等大学・研究機関職員、省庁関係者、助成団体関係者等
 主 催:京都大学 学術研究支援室
 共 催: 筑波大学 URA研究戦略推進室/ICR
     早稲田大学 研究戦略センター
     大阪大学 経営企画オフィスURA部門
     琉球大学 研究推進機構研究企画室
 (字数が多すぎるようでしたら共催は割愛して下さい。)
・詳細、申込み先URL  
(申し込み受付は3/8まで)
 
 
 
 
6――――――――――――――――――――――――――――
第24回大学教育研究フォーラム
 
本フォーラムは、これまで20年以上にわたり、大学教育の最新動向や知見に関する情報交換や交流の場として、大学教育に関わる優れた実践と研究の成果共有と蓄積に貢献してきました。今回のフォーラムは、「人工知能に代替されない能力とその教育を考える(仮)」を全体シンポジウムのテーマとし、未来の創り手となる学生たちに必要とされる能力とはどのようなものなのか、教育や学習はどう姿を変えるのか、私たちはこのAI時代にどう向き合うべきなのか、を考えてみたいと思います。
 
・日 時:2018年3月20日 9:00~17:45(18:00~情報交換会)
     2018年3月21日 10:00~15:50
 
・場 所:京都大学吉田南総合館・百周年時計台記念館
 
・参加費:一般5000円、関西FD加盟校会員4000円、学生3000円
 
・対 象:大学関係者、または大学教育に関心のある方
 
・主 催:京都大学高等教育研究開発推進センター
 
・詳 細:HPをご覧ください。
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2017/
 
・申込み:事前申込み受付中(〆切3/2)
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2017/entry.html
 
 
  

101―募集――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 全国一斉アンケート企画『 分野が違えば世界が違う? 学術分野の文化、比較大調査  』

 学際融合教育研究推進センターでは、一大事業を実施しています!
 その名も『分野が違えば世界が違う? 学術分野の文化、比較大調査』!
(アンケート特設サイト https://survey2015.symposium-hp.jp/

 論文は共著が当たり前って理系だけ?
 著書と論文、どっちが高い評価?

 いったい我々研究者は他の研究領域のことをどのくらい理解しているでしょうか?
 この分野間の相互理解不足は、昨今の人文社会系見直し論や全分野に一律に適用させてしまう
 研究成果数値化等の問題に表出されているとも言えるのではないでしょうか?

 今回、79の分類をもちいて様々な学術分野の研究観や行動スタイルを網羅的に調査し、それらを
 比較することで、互いが互いを知る助けとなる知見を得ることを目的とした、全国一斉大調査を開
 始しました。

 ● 対象は日本語理解可能な全分野の研究者(学生、院生は除く)
 ● 設問数は約100、すべて選択式
 ● 平均回答時間15分(最低8分ー最大50分)、回答特典もあり
 ●「そんなこと考えたこと無かった・・・」という気づきの質問も?!

 調査は、全79分野で目標回答率達成するまで続けます!

   アンケート特設サイト
      ↓ ↓ ↓
https://survey2015.symposium-hp.jp/

 成果はもちろん広く公開。
 WEBでの掲載の他、小冊子やシンポジウム開催などを計画しています。

 何卒、ご協力をお願い申し上げます。

*京大HP記事
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/events_news/department/gakusai/news/2015/150623_1.html

*京都新聞掲載記事
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20151005000083

【お問合せ先】学際融合教育研究推進センター准教授 宮野公樹
miyano.naoki.2n@kyoto-u.ac.jp

 

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  内に広く伝える教職員の皆様が職務において関連する教育研究活動等の取り組み(研
  究会・シンポジウム等のイベント案内や、スタッフ・ボランティア募集など)をセン
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