第一回 学際センターシンポジウム -融合・連携の本質-
Official環境・エネルギー問題に代表されるように、今、我々人類が直面している課題は極めて複合的であり、単独の専門領域のみでは決して対応できません。このような現状に呼応するように「融合」や「連携」という言葉が世に溢れてはいますが、果たして本当にそれらがうまくいっていると言えるでしょうか?
本シンポジウムでは、この「融合」や「連携」について様々な観点から改めて考える場であり、京都大学における様々な実践的取り組みの紹介を通して、「融合」や「連携」の具現化についても話し合います。
また、発足後1年が経過した学際融合教育研究推進センターの更なる実体化に向けて、本シンポジウムでは当センターの新しいビジョンの他、融合推進に向けた新たなアクションプランを紹介します。
■日時: 2011年6月14日(火)13:00~17:00
■場所: 芝蘭会館(稲盛ホール)
■参加対象: 本学教職員、一般等
=京都大学における様々な融合、連携の実例に興味・関心がある方
=大学として新たに試みる連携、融合の戦略的システムに興味・関心がある方
=学内における他分野研究者との連携を希望している又は興味ある方
*当日は小冊子「京都大学における融合連携メカニズム~学際融合教育研究推進センターのアクションプラン~」を無料配布します!
■プログラム:
司会進行:小寺 秀俊(京都大学総長室長)
13:00 開会挨拶:余田 成男(京都大学学際融合教育研究推進センター長)
13:05 基調講演: 今、大学に求められる融合・連携とは~総合大学としてのダイナミズム~
松本 紘(京都大学総長)
13:35 学際融合教育研究推進センターのアクションプラン
余田 成男(京都大学学際融合教育研究推進センター長)
13:50 ユニットの教育研究活動の紹介、学術創生・人材育成の展望
生命科学系キャリアパス形成ユニット
先端医工学研究ユニット
極端気象適応社会教育ユニット
統合複雑系科学国際研究ユニット
計算科学ユニット
グリーン・イノベーションマネジメント教育ユニット
次世代低炭素ナノデバイス創製ハブ
日本-エジプト連携教育研究ユニット
心の先端研究ユニット
地域生存学総合実践研究ユニット
生理化学研究ユニット
次世代開拓研究ユニット
生存基盤科学研究ユニット
15:35 パネルディスカッション: 京都大学における学際融合への期待
コーディネーター 余田 成男
パネリスト:德永 保(文部科学省国立教育政策研究所長)
清木 孝悦(日本学術振興会理事)
忽那 武範(稲盛財団事務局長)
淡路 敏之(京都大学理事・副学長)
辻本 雅史(京都大学教育学研究科長)
小森 悟(京都大学工学研究科長)
16:55 閉会挨拶:江﨑 信芳(京都大学理事・副学長)
申し込み、問い合わせは下記サイトより