《第123号 2017年12月22日発行》

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■□■   京都大学学際融合教育研究推進センター    □■□
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◆◇卒業生による公開講座-第70回京都大学未来フォーラム
  テーマ:「現代人はなぜ不幸なのか-医学モデルから愛着モデルへ」
  講師:岡田クリニック院長 岡田 尊司 氏
 
 人々の健康を守り、幸福を増進するはずの医学モデルが、今、通用しない事態が広がっています。パーソナリティ障害や摂食障害、依存症など、医学的治療がうまくいかないケースの急増は、この社会で起きている愛着システムの崩壊という事態と密接にシンクロしています。そうした中、愛着モデルという新たな回復モデルの可能性を、実際の事例を通して考えたいと思います。そこから、医学モデルがもはや機能しない時代において、人はいかにすれば健康で幸福に生きられるかという問題への一つの答えが浮かび上がるでしょう。
 
 
【日 時】2018年1月18日(木)18:30~20:00(開場17:45)
 
【場 所】京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
 
【参加費】 無料
 
【対 象】どなたでも参加いただけます (ただし、事前申し込みが必要です。)
 
【主 催】京都大学
 
※申し込み方法等の詳細について、下記のホームページに公開中。
 
▼お問い合わせ先
 京都大学 総務部 渉外課
  TEL 075-753-2233(月~金9:00~17:00)
  FAX  075-753-2246

 

 

 

2―new―――――――――――――――――――――――――――

第2回チームサイエンスの科学の日本推進を考えるハテナソン
  
 「チームサイエンス」とは、チームベースで行われる研究活動のことです。「SciTS」とは、実証的根拠に基づきチームサイエンスに対する研究開発、人材育成、実施支援を行い、チームサイエンスの効果・効率の最大化、科学的・社会的インパクトの解明、アカデミアの構造変容を目指す学際的教育研究分野です。2006年アメリカでSciTSの言葉がはじめて使われてから、SciTSは「科学の科学」の一分野として急速な発展を遂げました。その研究者は、科学の科学、コミュニケーション学、経営学、心理学、認知科学、公共衛生、患者中心研究、情報科学、図書館科学、コミュニティベースの参加型研究、学際研究、超学際研究、市民科学などの多様な背景を持っています。
 「ハテナソン」とは、課題の解決を言語化・可視化するアイディアソン、解決策を実現・実装するハッカソンの前段階に位置づけられ、課題の探索・発見や特定を主目的とするワークショップです。
 
 RISTEX(JST・社会技術研究開発センター)は分野横断かつ多様なステークホルダーを巻き込んだトランス・ディシプリナリー研究(以下、TD研究)を推進することをミッションとし、新しい時代に相応しいTD研究の促進を考えるための調査研究を行っています。こうした中、RISTEXは、SciTSの推進に関する検討が日本におけるTD研究の推進に重要な示唆を与えると考え、2017年2月からSciTSに関する調査と発信を始めております。
 
 2018年1月15日(月)13:30~17:30の予定で、RISTEXと任意団体チームサイエンスコモンズ(TSC)の共催で第2回「チームサイエンスの科学の日本での推進 × ハテナソン」がJST東京本部4F会議室で開催されます。アメリカでの取り組みが先行している「チームサイエンスの科学」とはどのような学術分野であるのかについて学び、その日本での推進・振興について質問を創るワークショップ(ハテナソン)とパネルディスカッションの形式で意見交換をおこないます。ご関心のある方は、質問を創り、一緒に考えませんか?
 
 
 外部参加者20名ほど、JST参加者10名ほどの参加を期待しております。参加ご希望の場合、早目にお申し込みください。定員になり次第、申込を締め切る可能性があります。また、人数調整のため、事務局からご連絡する場合もあります。
 
 
日時:2018年1月15日(月)13:30-17:30 ※前半のみまたは後半のみの参加も可能です※
(前半 ワークショップ 13:30-16:00/後半 パネルディスカッション 16:15-17:30)
 
会場:JST東京本部4F会議室
 
定員:30名ほど(そのうち、JST参加者10名ほど)
 
お申込:申込フォーム(https://form.jst.go.jp/enquetes/SciTS_hatenathon
 
参加者の心得:
 
 *予備知識はいりません。
 *参加者全員を「さん」づけで呼びましょう。
 *質問をたくさん出しましょう。
 *お互いのアイディアに便乗しましょう。
 *お申込は早めにしましょう。
 
 
 
「第2回SciTS×ハテナソン」に関するお問い合わせ先
 
(国研)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター 水野(c2mizuno@jst.go.jp)、王(ge.wang@jst.go.jp
 
「SciTS×ハテナソン」の今後の共催などに関するお問い合わせ先
 王(ge.wang@jst.go.jp);
(任意団体)チームサイエンスコモンズ(Team Science Commons/TSC)teamsciencecommons.office@gmail.com
 

 

 

 

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定例「異分野交流会」1月30日火

今月のお題は・・・

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    今年の正月は・・・

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「この分野の研究者と話したい!」というオーダーも受け付けます!

あなたに変わって宮野が探して交流会に参加依頼してみますよ。

 

前回の様子→ https://www.facebook.com/naoki.miyano/videos/10212625242806481/

 

【日 時】 2017年1月30日(火) 18:30~20:30

【場 所】 京都大学吉田キャンパス 国際交流セミナーハウス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
       (地図上の15番建物です)

【参加費】 500円

【対 象】 研究者、院生・学生の方、企業の方、行政の方、どなたでも参加できます

【詳細・申込み】 ご参加は事前登録をお願いします。(1月28日(日)までにご登録ください)
http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/?p=2658

【主 催】 京都大学 学際融合教育研究推進センター

 

  

101―募集――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 全国一斉アンケート企画『 分野が違えば世界が違う? 学術分野の文化、比較大調査  』

 学際融合教育研究推進センターでは、一大事業を実施しています!
 その名も『分野が違えば世界が違う? 学術分野の文化、比較大調査』!
(アンケート特設サイト https://survey2015.symposium-hp.jp/

 論文は共著が当たり前って理系だけ?
 著書と論文、どっちが高い評価?

 いったい我々研究者は他の研究領域のことをどのくらい理解しているでしょうか?
 この分野間の相互理解不足は、昨今の人文社会系見直し論や全分野に一律に適用させてしまう
 研究成果数値化等の問題に表出されているとも言えるのではないでしょうか?

 今回、79の分類をもちいて様々な学術分野の研究観や行動スタイルを網羅的に調査し、それらを
 比較することで、互いが互いを知る助けとなる知見を得ることを目的とした、全国一斉大調査を開
 始しました。

 ● 対象は日本語理解可能な全分野の研究者(学生、院生は除く)
 ● 設問数は約100、すべて選択式
 ● 平均回答時間15分(最低8分ー最大50分)、回答特典もあり
 ●「そんなこと考えたこと無かった・・・」という気づきの質問も?!

 調査は、全79分野で目標回答率達成するまで続けます!

   アンケート特設サイト
      ↓ ↓ ↓
https://survey2015.symposium-hp.jp/

 成果はもちろん広く公開。
 WEBでの掲載の他、小冊子やシンポジウム開催などを計画しています。

 何卒、ご協力をお願い申し上げます。

*京大HP記事
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/events_news/department/gakusai/news/2015/150623_1.html

*京都新聞掲載記事
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20151005000083

【お問合せ先】学際融合教育研究推進センター准教授 宮野公樹
miyano.naoki.2n@kyoto-u.ac.jp

 

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 □ メールマガジンへの掲載について
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 < 掲載情報は随時募集中! >

  学際融合教育研究推進センターメールマガジンでは、教職員の皆様からの情報を募集
  しております。
  全学に案内・広報・宣伝したい学際的・部局横断的な教育・研究活動の取組情報を学
  内に広く伝える教職員の皆様が職務において関連する教育研究活動等の取り組み(研
  究会・シンポジウム等のイベント案内や、スタッフ・ボランティア募集など)をセン
  ター宛てにお寄せください。

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  3.発行日
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 □ 編集後記
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              (学際融合合教育研究推進センター 時武)    

 

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 □ 編集・発行
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