UNIT LIST

所属の研究グループ

専門にとらわれない研究を支援するため、学際センターは学際的ユニットの設置審査、および承認と支援を行なっています。ユニットは公式の有期的学内組織として活動し、これまで69ユニットが活動を展開し、現在は21ユニットが所属しています(2024/04/01現在)

Unit

環境学×農学×地域研究×文学

熱帯林保全と社会的持続性研究推進ユニット

Data

ユニット長
竹田 晋也(アジア・アフリカ地域研究研究科 研究科長・教授)

WEBSITE(ユニットのサイトからお問い合わせください)
https://ku-tree.cseas.kyoto-u.ac.jp/

About

1980年代から国際的な環境問題として注目が高まった熱帯林の劣化/減少の問題は現在も続いており、昨今は気候変動の緩和・適応対策や持続可能な開発目標の中で、熱帯林が果たす役割は以前にも増して大きくなっている。このような中で、熱帯林での問題はさらに深刻化、複雑化しており、熱帯林に関する分野横断型・越境型の研究の重要性が指摘され、熱帯林研究に携わる多分野の研究者の一層の協力が必要とされている。京都大学では、多くの部局で熱帯林に関する先端的な研究が長期にわたって行われ、生態学、社会経済学、人類学、環境学、薬学、医学などの分野の研究者とその成果は、世界的にも高く評価されている。しかし、それぞれの分野を超えた研究者間の連携が実現した例はグローバルCOEなどを除くと多くはない。

本ユニットは、熱帯林生態系とそれに大きく依存する人間社会を対象とする研究者間での越境型の共同研究を促進し、定期的な研究会や情報配信、研究成果の広報、アウトリーチ活動を通じて、気候変動対策や持続可能な開発目標に関わる協力体制を構築するとともに、国内大型プロジェクトを獲得することで、研究の連続性を維持していくことを第一の目的としている。本ユニットは京都大学の11部局の研究者で構成され、京都大学の熱帯林研究の国際的な認知を高め、国際機関などとの連携を円滑に進め、国際的競争資金へのアクセスを実現するための活動を行っている。この活動を通して、広い視野をもった次世代研究者の育成への貢献と、地域社会と地球社会への貢献も視野にいれている。

Member

氏名所属職名等
竹田 晋也アジア・アフリカ地域研究研究科ユニット長
研究科長・教授
石川 登東南アジア地域研究研究所教授
石田 厚生態学研究センター教授
石原 正恵フィールド科学教育研究センター准教授
市岡 孝朗人間・環境学研究科教授
大手 信人情報学研究科 社会情報学専攻教授
岡本 正明東南アジア地域研究研究所教授
金子 隆之農学研究科助教
北島 薫農学研究科教授
甲山 治東南アジア地域研究研究所准教授
河野 泰之東南アジア地域研究研究所教授
小坂 康之アジア・アフリカ地域研究研究科准教授
小杉 緑子農学研究科教授
佐藤 宏樹アジア・アフリカ地域研究研究科准教授
四方 篝アフリカ地域研究資料センター特定研究員
高橋 けんし生存圏研究所准教授
徳地 直子フィールド科学教育研究センター教授
内藤 大輔農学研究科助教
縄田 栄治国際戦略本部 ASEAN拠点特任教授・所長
舟川 晋也地球環境学堂教授
安岡 宏和アジア・アフリカ地域研究研究科准教授
柳澤 雅之東南アジア地域研究研究所准教授

メンバーの詳細はユニットWebサイトのメンバーページをご覧ください
https://ku-tree.cseas.kyoto-u.ac.jp/member/