UNIT LIST

所属の研究グループ

専門にとらわれない研究を支援するため、学際センターは学際的ユニットの設置審査、および承認と支援を行なっています。ユニットは公式の有期的学内組織として活動し、これまで69ユニットが活動を展開し、現在は21ユニットが所属しています(2024/04/01現在)

Unit

文学×経済学×農学×教育学

アジア研究教育ユニット

Data

ユニット長
安里 和晃(文学研究科・准教授)

WEBSITE(ユニットのサイトからお問い合わせください)
http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/

関連部局
文学部・文学研究科、経済学部・経済学研究科、経営管理大学院、アジア・アフリカ地域研究研究科、教育学部・教育学研究科、農学部・農学研究科、東南アジア研究所、人文科学研究所、国際高等教育院

About

アジア研究教育ユニットは、文学研究科と経済学研究科を中心とする京都大学9部局の学際的な連合により2012年12月に発足しました。アジア地域や世界各地における相互理解と、共通して直面している問題の解決を目指して、国際連携大学と研究機関との協働により、次の3つのミッションを達成します。

ミッション1:国際的学際的協働による世界最高峰のアジア研究拠点の形成 各研究単位の独自性を保持しつつ、アジア全域に関する学際的な研究融合の場を形成し、世界最高水準でのアジア研究と日本研究の統合と体系化を国際連携大学と実現していきます。

ミッション2:国際連携大学院プログラムによるグローバル人材育成 国際連携大学院プログラムとは、国際連携大学との協働により大学院生の教育と研究指導を行うプログラムです。共同授業、フィールドワーク、インターンシップ等を国際連携により実施していきます。一部の学生は大学院の教育課程の一部を海外の大学院で履修し、海外の大学院の教員との共同指導により学位論文を執筆します。また、教員を相互に招聘し、授業提供と単位認定を行います。

ミッション3:相互理解と問題解決のための現代アジア研究の国際共通基盤構築 本ユニットは、アジアにおける経済・社会・文化の多様性と共通性を国際比較の視点から共同研究するための国際連携を強化し、とくにアジア地域における国際共同研究実施のための共通基盤形成を重点課題とします。アジア各国のそれぞれの言語で出版・発表された重要業績・基礎データを収集・翻訳・共有し、国際比較研究のためのデータベースを構築します。

Cooperation

アセアン諸国:
チュラロンコン大学(タイ)、タマサート大学(タイ)、ベトナム社会科学院(ベトナム)、ハノイ国家大学(ベトナム)、社会開発研究所(ベトナム)、インドネシア大学(インドネシア)、ハサヌディン大学(インドネシア)、ガジャ・マダ大学(インドネシア)、フィリピン大学(フィリピン)、プトラマレーシア大学(マレーシア、シンガポール国立大学(シンガポール) 東アジア:ソウル大学校(韓国)、延世大学校(韓国)、慶北大学校(韓国)、仁川大学校(韓国)、国立台湾大学(台湾)、国立清華大学(台湾)、国立政治大学(台湾)、国立陽明大学(台湾)、国立中正大学(台湾)、北京大学(中国)、中国人民大学(中国)、北京師範大学(中国)、北京外国語大学(中国)、復旦大学(中国)、南京大学(中国)、浙江大学(中国)、西安交通大学(中国)、延辺大学(中国)、香港中文大学(中国)

南アジア:
デリー大学(インド)、トリブバン大学(ネパール)、サンスクリット大学(ネパール)

オセアニア:
メルボルン大学(オーストラリア)、シドニー大学(オーストラリア)、オーストラリア国立大学(オーストラリア)

中東:
カタール大学(カタール)

ヨーロッパ:
ハイデルベルク大学(ドイツ)、フランクフルト大学(ドイツ)、ボッフム大学(ドイツ)、ライデン大学(オランダ)、ユバスキュラ大学(フィンランド)、ストックホルム大学(スウェーデン)、ストラスブール大学(フランス)、オックスフォード大学(イギリス)、ブリストル大学(イギリス)、エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)、ハンガリー科学院(ハンガリー)、パドヴァ大学(イタリア)、ヴェネツィア大学(イタリア)

北アメリカ:
ハワイ大学マノア校(アメリカ)、カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)、ハーバード大学(アメリカ)、トロント大学(カナダ)

Activity

アジア研究の国際拠点形成:
・本ユニットでは「社会部門」「文化部門」「経済部門」「環境部門」の4部門を置き、現代アジアの課題分析に焦点を当てた研究を推進します。
・各部門では複数の研究科の教員、特任教員、研究員、学生、および国際連携大学と研究機関からの客員教員、研究員、交換学生がチームを作り、共同研究や教材作成を行います。
・アジア・日本研究の重要文献や基礎データの収集、翻訳により、現代アジア研究の共通基盤、データベースの構築を進めます。
・アジア研究と日本研究の統合と体系化により、現代アジアに共通する課題への解決策を提示します。

国際連携教育プログラム:
本プログラムは、日本学術振興会の大学の世界展開力強化事業(「開かれたASEAN+6」による日本再発見― SENDを核とした国際連携人材育成)の補助を受けて実施致します。 SENDプログラムとは、日本とASEANを始めとする世界各地との架け橋となるエキスパート人材の育成を目指す事業です。日本人学生は現地の言語や文化を学習するとともに、日本語指導支援や日本文化の紹介活動を行います

Member

氏名所属職名等
安里 和晃文学研究科准教授
ミツヨ・ワダ・
マルシアーノ
文学研究科教授
久野 秀二経済学研究科教授
矢野 剛経済学研究科教授
町北 朋洋東南アジア地域研究研究所准教授
河合 淳子国際高等教育院教授
出口 康夫文学研究科教授
磯貝 健一文学研究科教授
ステファン・
ハイム
文学研究科准教授
北田 雅経済学研究科講師
松井 啓之経営管理研究部教授
中溝 和弥アジア・アフリカ地域研究研究科教授
伊藤 正子アジア・アフリカ地域研究研究科教授
秋津 元輝農学研究科教授
三重野 文晴東南アジア地域研究研究所教授
中西 嘉宏東南アジア地域研究研究所准教授
村上 衛人文科学研究所教授
上野山 諭文学研究科事務長