[工学×理学×医学]
光量子センシング研究拠点ユニット
Data
ユニット長 竹内繁樹(工学研究科・教授)
WEBSITE
https://photonsensing.org/irqas/
関連部局
工学研究科、理学研究科、医学研究科
About
量子科学技術は、超スマート社会(Society5.0)を実現するための基盤技術として位置付けられている。本ユニットは、その中の重要分野である量子もつれ光を利用した光・量子センシングに関し、本学の基礎から応用までを含めた部局を横断した学際拠点である。本分野で世界の研究を先導し、早期の社会実装に貢献する。
代表者は、2018 年度に文科省の光・量子飛躍フラッグシッププログラム (以下 Q-LEAP に 、研究代表者として応募し、大型基礎基盤研究として採択された。2027 年度までの10年間のプロジェクトである。ユニットの組織は、工学研究科を中心として、Q-LEAPの参画機関である理学研究科に加え、本研究内容の展開先である医学研究科および、URA、および研究プロジェクトマネッジメントを行う特定教授、さらに学外機関としてQ-LEAP参画機関である株式会社島津製作所、国立研究開発法人情報通信研究機構により構成され、基礎から応用まで学際的な研究を推進できる体制である。
Activity
本ユニットは、2024年3月まで設置の光量子センシング研究拠点ユニットの活動を継承し、さらに発展させることを目的としている。具体的には、研究面では 量子赤外分光 を 波長 2 0 μ m 遠赤外領域までの広帯域化や、媒質中での光の群速度分散への耐性を有し、非侵襲の3次元計測が可能で、医学や生命科学への応用も期待される量子光干渉断層装置の高分解能化などの学際的研究を推進する。またこれらの研究成果を社会実装するためのエコシステム構築を目的として 、2023年9月に代表者らが設立した「 光量子センシング社会実装コンソーシアム 」の活動とも密接に連携し、部局を横断した学術研究ネットワークの構築 や社会実装の加速にも取り組む。
Member
氏名 | 所属 | 職名等 |
竹内繁樹 | 工学研究科 | ユニット長 教授 |
田中耕一郎 | 理学研究科 | 教授 |
辻川明孝 | 医学研究科 | 教授 |
加賀田博司 | 学際融合教育研究推進センター 光量子センシング研究拠点ユニット | 特定教授 |
岡本 亮 | 工学研究科 | 准教授 |
衛藤雄二郎 | 工学研究科 | 准教授 |
村岡勇貴 | 医学研究科 | 病院講師 |
向井 佑 | 工学研究科 | 助教 |
内田健人 | 理学研究科 | 助教 |
菅井佳宣 | 学術研究展開センター | URA |
寺井弘高 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 上席研究員 |
徳田勝彦 | 株式会社島津製作所 | 主任研究員 |