UNIT LIST

所属の研究グループ

専門にとらわれない研究を支援するために、学際センターは申請されたユニットの設置審査、承認と支援を行なっています。ユニットは公式の学内組織として活動し、学際センターは伴走のスタンスでともに活動しています。

Unit

工学×理学×医学

光量子センシング研究拠点

Data

ユニット長 竹内繁樹(工学研究科・教授)

WEBSITE(調整中)

関連部局
工学研究科、理学研究科、医学研究科

About

量子科学技術は、超スマート社会(Society5.0)を実現するための基盤技術として位置付けられている。本ユニットは、その中の重要分野である量子もつれ光を利用した光・量子センシングに関し、本学の基礎から応用までを含めた部局を横断した学際拠点である。本分野で世界の研究を先導し、早期の社会実装に貢献する。
代表者は、2018年度に文科省の拠点型公募事業Q-LEAP(光・量子飛躍フラッグシッププログラム)に、研究代表者として応募し、大型基礎基盤研究として採択され、本学から代表機関の工学研究科に加え、共同研究グループとして理学研究科、また学外の共同研究グループとして、島津製作所、情報通信機構が参画している。また、本学URAからもポストアワードとして研究開発推進の支援を受け、本事業の推進に当たっては、本学の経営層(総長、産官学連携担当理事、工学研究科長など)の全面的な理解と協力が得られている。一方、内閣府で量子技術イノベーション戦略が議論され、その中間整理(令和元年6月)において、量子計測・センシング分野の3つの重点技術課題の1つとして量子もつれ光センサが選ばれる状況のもと、文科省より、拠点化も視野にいれつつ、我が国における本研究分野の加速のために、学際的な学内組織の構築を要請されている状況である。

Activity

本ユニットは、上記Q-LEAPの研究グループを中心に光量子センシングに関連した学内外研究者、URAにより形成する。また、拠点化された際には、HQ組織の母体として、研究者や事務員を本ユニットで雇用する。 Q-LEAPは10年間の期間であるが、開始から5年目にステージゲートがあるため、設置期間としては5年間(2019年10月~2024年9月)を予定する。ステージゲートを通過したら、期間の延長を検討する。この5年間で、開発課題である高分解の量子光干渉断層装置および量子赤外分光装置の基盤技術を確立する。

Member

竹内繁樹工学研究科・教授
岡本亮工学研究科・准教授
衞藤雄二郎工学研究科・准教授
高島秀聡工学研究科・助教
田中耕一郎理学研究科・教授
有川敬理学研究科・助教
内田健人理学研究科・特定助教
辻川明孝医学研究科・教授
村岡勇貴医学研究科・助教
加賀田博司学際融合教育研究推進センター・特定教授
大西将徳学術研究支援室・URA
菅井佳宣学術研究支援室・URA
寺井弘高国立研究開発法人情報通信研究機構・上席研究員
徳田勝彦株式会社島津製作所・主任研究員

2021/08/06時点