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2020年度 京大100人論文 [オンライン拡大版 ] 

Official

本音の意見交換でこそ研究テーマは磨かれるが、
安心してそれができる場は多くはない・・・
っていうかほとんどない
そこで、「匿名で研究テーマを掲示」し、
「匿名で意見交換」することで
本音ベースのピュアな対話を生む。
  そういう多角的に研究を深めることができて、
かつ、コラボをも促進する機会です。

 言うまでもなくCOVID-19は学問の世界にも影響を与えています。学会はオンラインとなり、海外での視察やフィールドワークはできなくなりました。

 といいつつも、正直なところでは、もともと研究者はそれぞれの分野に閉じこもりがちで、分野や肩書を超えて議論する場はなかなか見当たりませんでした。

「そもそも何のために研究しているのか」といった初心を忘れ、日常業務に明け暮れてしまいがちな現状を打破するため、研究者がその研究者精神を研ぐような場をつくるべく活動を続けてきた当センターは、定例全分野交流会などをオンラインに移行し、新しい取り組みを続けてきました。

 そして、今回、例年取り組んできた、名前・肩書・所属抜きに、研究者がその研究者としての問い(人生のテーマ)を研鑽する「京大100人論文」についても、今年度は社会状況を考慮しオンライン開催とすることを決定!

 加えて、特別編として京都大学外からの参画も受け付けるとし、全国バージョンへと発展させます。

2020年度はオンラインでどこまで研鑽できるか?

下記は昨年度のリアル開催の様子。2019.9.9-13の5日間の展示期間中、研究テーマ掲示者87名、参加者534名(来場大学26校、来場企業47社、新聞TV等メディア8社)、書き込まれた付箋紙約1300枚。
今年2020年度はオンライン開催、かつどの大学の研究者でもテーマ掲示可

企画概要

● 様々な分野の研究者が自分の研究テーマに関する「1つの写真」と「3つの設問」を掲示しあい、コメントし合うイベント
● お互い匿名とすることで本音でピュアな対話を実現
● 希望に応じ事務局が仲人として研究者同士のマッチングも調整可

日 程

12月11日(金)10:00 から、15日(火)の5日間のオンライン開催(Miro)

参画する方法

① 本ページ下部にある登録サイトにアクセス

→ 参画対象は、研究者ならどなたでも(アカデミア以外の方でもOK)。研究者を目指す院生も可。100名程度。お一人最大3つのテーマまで応募可能。

 

② そのサイト上で下記の質問に回答する。画像ファイルもUPロードする。

・タイトル(-47文字)
・研究者としての私の核心的な学術的問い(生涯かけて追いかけたいテーマ)(-300文字)
・その問いについてこれまで自分は何をしてきたか(-120文字)
・これからどんなことがしたいかOR今抱える苦労や難点は何か(-120文字)

●最大47文字のタイトルとは、「・・の考察」といった論文調ではなく世間のWEB記事見出しや、Yahoo記事タイトルのイメージです。

追記(2020/12/04):すでに50件近くの応募頂いていますが、タイトルが・・・全体的にイマイチですwww ちょっと論文調すぎて魅力にかけるものが多い。脱研究者脳でお願いします。自分が馴染みない分野の「・・・の考察」とか「・・・の確立」とかいう見出し、あなたは読もうと思います?

● 「研究者としての私の核心的な学術的問い(生涯かけて追いかけたいテーマ)」は、異分野が読むことを考慮して平易な言葉での記載をお願いします。

(記載のヒント1)直ちにこの質問にお答え頂けない方は、これまでのご自身の論文や著書のタイトルを眺めると、それらに通底するあなた自身の研究者としての「問い」が浮かび上がるかもしれません。他にも、例えば、これまでのご自身が申請した科研費の文言などは参考になるかも。

(記載のヒント2) 書き方としては、一段落目に、背景や意義として、そのテーマに着手した動機、怒り、驚き、感動等を記載し、「そこで」、「だから」、「ゆえに」の接続詞で二段落目をはじめて、目的、やること、こだわり、ねらい、目標等の記載をすると極めてわかりやすい文章になります。
(文章構造の例: 今日の大学の状態を善しとする人は少ないだろう。この状況は、学問好きの私にとっては決して許せるものではない。そこで、本来の学問の在り方を探求しその実践を試みるのが私のテーマだ。)

* 申請頂いた内容は事務局がチェックさせて頂き、よりコメントが付き本質的な対話がうまれるように文言や写真の修正提案をさせて頂くことがありますのでご了承ください。事務局であるプロの雑誌編集者があなたの言葉を磨きます。これも企画全体を盛り上げるため! また、研究テーマ、問いの記述内容に不安がある、どう書けばいいかわからない、という場合も気軽に相談ください!

 

<提出いただく画像ファイルについて>

● 絵でも写真でも図でもグラフでも絵画でもCGでもなんでもOK。ただし、あくまで抽象的な「雰囲気を伝えるツカミの一枚」であって論文にのせる図表とは違います。(イメージしているのはWIREDの記事紹介画像やアカデミストのサムネイル画像)



● 「どんな写真がいいのかわからないから困る・・・」「提出のハードルが上がる・・・」など、 気軽にご相談ください。事務局で写真を探すこともできますし、デザイナーと共同しているので写真へのアドバイスもうけれます。商用フリーの画像サイトも昨今たくさんありますよ!

● 最大3メガまで。なお、下記サイトで画質を落とすことなく容量を軽くすることができます。https://squoosh.app/
→ 画像のサイズは、A4サイズの横型。
→ 画像における使用責任は投稿者に依拠するとし、著名人や漫画キャラクター等の使用については肖像権・著作権にご注意ください。

ファイル名をお名前(ローマ字)にしてください。例:miyanonaoki.jpg

 

④ 登録後、完了の連絡を事務局から送付。その際に三桁の「参画ナンバー」を伝達

→ この参画ナンバーは、マッチングのために使用します
→ Miroへのログインは、ゲストとしてのログインとし、コメントを残すときは、この参画番号をコメントの最後に記載していただきます。(後日、他の参画者があなたとのコンタクトを希望したときのため)

注)なお、研究テーマを掲示せずに、閲覧&コメント参加者としての参加も可能です。その場合は、Miro内のポスター会場のサイトに直接ログインしてください。

企画詳細

「京大100人論文:オンライン拡大版」特設サイト

当企画のねらい等の詳細に加え、Miro内のポスター会場へのリンクがあります。 

 

研究テーマ掲示申し込み

下記申し込みサイト内に現時点での申込み数が表示されています。

現在100名を超えました!でも、問い合わせが多いため100名超えても受け付けます!(2020/12/06 13:43 追記)

なお、応募時や企画全体のFAQについては、特設サイトにありますどんな研究テーマがいいのか、についての記述もありますのでぜひ応募の前にご確認ください(随時更新)

主催:学際融合教育研究推進センター(2020年度 総長裁量経費事業)
共催:科学技術振興機構サイエンスアゴラ事務局、国際高等研究所
特別協力:IMPACT HUB KYOTO
協力: 日本の研究.com、ScienceTalks、
academist(アカデミスト)、KYOTO STEAMー世界文化交流祭ー実行委員会、ダイキン工業、研究支援エナゴ、株式会社A-Co-Labo、合同会社DB-SeeD
茨城大学研究・産学官連携機構、広島大学学術・社会連携室、横浜国立大学ダイバーシティ戦略推進本部、
新潟大学研究企画室​、筑波大学URA研究戦略推進室、愛媛大学研究支援部、横浜市立大学研究・産学連携推進センター、京都大学学術支援室、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部